日本酒を愛しすぎた店主の
日本酒専門の酒販処。

美味しい日本酒は実は身近にあるのに、まだ出会えていない方がたくさんいます。
そんな方が「日本酒ってこんなに美味しかったのか。」と気付けるようなお手伝いをいたします。
その一本はこれからのお酒ライフを変える運命の一本になります。

そしてお酒を好きになった方が飲んでいるとき、ふと見つかります。
「あ、このお酒ずっとこれからも飲んでいくことになるお酒だな」という人生の一本が。
「一杯」が美味しいよりも「一本」が旨い、そんなお酒が普段の生活の傍らにあると、
ご飯の食卓、晩酌のひと時、寝る前の一杯に彩りが加わります。
自身がしてきたこの体験を皆様に共有してほしい。

その一心でお酒をお届けいたします。


十徳の由来

屋号の十徳は室町時代の狂言「餅酒」を土台として、
江戸時代に流行した「酒餅論」という遊びに出てくる
「酒に十の徳あり（酒には十個の長所がある）」から命名しました。

十の徳とは

【百薬の長】 ほどよく飲めば万病に効く
【延命の効あり】 体に活気を漲らせて健康を保ち延命の効果がある。
【労を助く】 疲れた体を癒してくれる。
【寒気に衣あり】 寒いときに飲むと衣のように体が温まる。
【旅行に慈悲あり】 旅先で、疲れている時でも食欲を増進する。
【推参に便あり】 お祝いやお見舞い、お土産などに持っていくと喜ばれる。
【万人和合す】 人の心を開き、多くの人と出会い、親しくなれる。
【位なくして貴人に交わる】 身分の上下を越えて交友できる。
【愁いを払う玉箒】 嫌なことを忘れさせてくれて、心の愁いを払ってくれる。
【独居の友】 独り淋しいときには、友人のように自分を励ましてくれる。


店主がなるほどと納得してしまうお酒の良いところです。
ただあくまでこれは適度にお酒を飲んだときの十徳。お酒は楽しくほどほどに。
これだけでなく日本酒を飲みながら皆さんの酒の十徳を探してみるのも一興です。