十徳日本酒販売所|大阪・吹田

2020/08/05 19:50

こんばんは。
十徳日本酒販売所の店主の小島です。

今回のお酒のテーマは「特定名称酒」について。
そもそも特定名称ってなんですか?ってことですが、
上の表の純米とか吟醸とかのことです。ラベルにもよく書いています。
分類の仕方は前回のブログで書いている
醸造アルコールを使用しているかしていないか+精米歩合
というのが基本です。
醸造アルコールを使用していなくて、精米歩合が50%以下だと
「純米大吟醸」を名乗れるということです。

さらに派生して「精米歩合」って何か。
これはお酒を造る際にお米を精米してより中心の部分を使うことが多いのですが、
そのお米を精米して残った割合のことです。
精米歩合70%だったら30%、精米歩合50%だったら50%
お米を磨いて(削って?)いるということです。
(ちなみに一般的な食べる白米は精米歩合90~92%くらいと言われています)
同じ量のお酒を作ろうとしたときに大吟醸はたくさん精米している分、
多くの玄米が必要になるので値段も高めになることが多いんです。

さてそんな中、上の写真の3本の写真を見て下さい。
右から特別純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒が並んでいます。
特定名称酒のルールに照らし合わせて精米歩合が何%かお分かりになりますか?
答えはこちら↓

そうなんです。全部50%なんですよね。騙したようですみません。
あくまで「50%以下なら大吟醸を名乗れる」なので、純米吟醸でも特別純米でもいいんです。
これは僕はややこしいと思っているので、個人的には統一したほうがいいんじゃないかと思ってます。
ここからわかることは特定名称で判断するのは難しいってこと。
日本酒って味を決める要素が本当にいっぱいあって、一概に「純米酒が」とか「吟醸は」っていうので
どんな味わいかっていうのを判断できないんです。
ちなみにこの3本の味わいで一番さっぱりしているのは特別純米の九尾。
そして一番穏やかで味に広がりがあるのが純米大吟醸の龍勢。
純米吟醸の睡龍はすっきりした味わいのドライな辛口です。

ただ大吟醸はキレイでフルーティ、純米酒は味にふくらみのある穏やかな味わいのものが多いのは
確かだと思います。
それでも「吟醸だから~」と決めずにぜひ試してみて下さい。